蓄積ヒストリー

内向型女子32歳。東京で、もがいて痛みながら作り出す、余白のある人生。

内向型の生き方

自分に優しく―組織で働き、東京で生きる内向型、不器用ながらも歩いてます―

これまで、内向型ゆえの悩みや葛藤を多く投稿してきました。内向型は、外部からの刺激に弱く、思考が深くて長い。ひとり静かな内省によって、エネルギーを回復する。ここ4~5年で、内向型の特性を理解し、生きられるようになってきましたが… 最近、壁にぶ…

これからの家と名字の在り方・私たちの選択がつくる物語―妻の姓を名乗って結婚しました!④―

妻の姓を名乗って結婚した私たち。結婚に至るまで、さまざまな葛藤がありました。詳細は以下の記事をご覧ください。①私が妻の姓を選びたかった理由②妻の姓を選択、反対されたらどうする?心がまえと乗り越え方③法律婚か事実婚か?ふたりの価値観が大切④(本…

法律婚か事実婚か?ふたりの価値観が大切―妻の姓を名乗って結婚しました!③―

妻の姓を名乗るにあたり、夫の両親から反対された私たち。 chikuseki-history.hatenablog.com 妥協案として、「事実婚」の選択も検討しました。 事実婚にすれば、夫は自分の姓を名乗り続けることができます。 でも、私達は話し合いの上、法律婚を選びました…

妻の姓を選択、反対されたらどうする?心がまえと乗り越え方―妻の姓を名乗って結婚しました!②―

「結婚で妻の姓を名乗りたい」そう思ったら、多くの場合、まずは両親に報告しますよね。結婚で、妻の姓を名乗る割合は約5%。少数派であるため、特に夫の両親は驚き、理由を聞いてきます。 60代以上の両親だと、「姓は妻が変えるもの」と思い込んでいる場合…

私が妻の姓を選びたかった理由―妻の姓を名乗って結婚しました!①―

「私、自分の名字と名前の響きが好き。結婚したら、平凡な響きになるから嫌だな」「珍しい名字を残したかったのに、夫の両親が反対したからあきらめた」「私も姉も結婚したから、うちの名字は途絶えちゃったな…」私の周りで実際に聞いた話です。約95%。日本…

亡くなった人への後悔を乗り越えるには?祖父に孝行したかった―後悔は、循環して愛になる―

大切な人を失うのが怖いとき。不安に怯えるのではなく、大切な人が居てくれる「今」に感謝しよう。3年前、そんな記事を書きました。 chikuseki-history.hatenablog.com 当時からわかっていたはずなのに。今、後悔しています。2年前に89歳で亡くなった、祖父…

夫と結婚した理由―価値観の違いを感じる中で―「結婚は努力だな」―

みなさんが、結婚した理由はなんですか? 私は2021年に結婚し、約2年が経ちました。話が合い、どこへでも楽しく出かけられて、理想の相手だった夫。 夫とはマッチングアプリで出会いました chikuseki-history.hatenablog.com chikuseki-history.hatenablog.c…

内向型にこだわらない生き方―自分らしさの檻を手放し、現実をもがけ―

「内向型」という言葉を知ったのは、約4年前。これまで感じていた生きづらさが全て説明できる、魔法の言葉。「内向型は欠陥ではない。かけがえのない素質である。」とても大きな気づきで、自分を責めずに生きられるようになりました。外向型優位の世界の中、…

早く帰りたいのに帰れない!仕事を切り上げられないのはなぜ?―ほどほどにやる宣言―

仕事を切り上げて早く帰りたいのに、「あとちょっと…」と続けてしまうことがよくあります。結局、帰宅が遅くなり、寝るのも遅くなる。睡眠不足で翌日のパフォーマンスも落ちる。早く帰って休んだほうがいいとわかってるのに、つい仕事をしてしまう。なんでだ…

考えすぎ・完璧主義よ、さようなら

良く生きたくて、すべてをしっかりやろうとする。 頑張りすぎて、疲れてしまう。 できなかったことを数えてしまう。 最善を選びたくて、選択肢を検討しすぎる。 結局、どれを選ぶべきかわからなくなる。 選んだあとも、他を選べばよかった…と後悔が生まれる…

内向型の私が、組織で働き続ける理由―内向型の働き方・実は組織が向いてるかも?―

4月。大組織に所属する私は、超・多忙&刺激過剰な職場に異動となりました。適性に合わない環境の中、必死に働いていましたが…限界を迎え、適応障害で病気休暇を取得しました。 chikuseki-history.hatenablog.com どんなに努力しても、能力を活かせない環境…

内向型女子、合わない職場に異動となる③―適応障害で休職!能力の限界を受け入れ逃げてみた結果―

4月。大組織に所属する私は、超・多忙&刺激過剰な職場に異動となりました。異動から2週間後、ストレスによる腹痛で倒れ…上司に業務調整をお願いしたり、内向型の特性を生かして働く方法を模索したり、工夫して2か月過ごしてきましたが… 6月上旬、ついに適応…

内向型女子、合わない職場に異動となる②―自分らしさを貫きながら、内向型をアピールしてみた―

4月。大組織に所属する私は、超・多忙&刺激過剰な職場に異動となりました。騒がしい中で仕事が次々と降ってくる。期限に追われ続ける。内向型の適性に合わず、苦痛が大きい職場です。案の定、異動から2週間後、体調不良で倒れ…回復後、上司に内向型について…

価値観の違うあの人との付き合い方―NOジャッジ&NOエモーション、あの人の物語に思いを馳せて―

まったく話が通じない、取引先の社長と交渉し、疲弊していました。東大卒の29歳。素晴らしい頭の回転で、正論を振りかざし、自分の都合に合わせて物事を進めようとするんです。家庭では、夫との違いにイライラ。なぜ歯磨き粉を最後まで使わないのか。なぜ温…

内向型女子、合わない職場に異動となる①―環境調整を申し出た結果、モヤモヤ?―

4月。新たな職場に異動となりました。100人以上が所属する部の庶務です。部内の意見を調整して、取りまとめて…気を遣う役回り。あらゆる雑務をこなす部のなんでも屋です。現在社会人9年目。今までも忙しい部署は経験しましたが、今回はちょっと質が違ったの…

頑張りたいのに頑張れない私とあなたへ―より良く生きたいから、ろうそくの火になる―

不器用でもいい。自分を受け入れて生きたい。ずっとそう思っていました。内向型の私は、外部からの刺激に弱く、苦手なことも多いです。だからこそ、自分を励ましながら一歩ずつ前へ進んできました。このブログにも、その過程をたくさん書いています。 (興味…

過去の後悔を断ち切る方法―時間を無駄にした後悔は、歩いた軌跡が癒してくれる―

どこへでも行けた5年前。大好きなおじいちゃん・おばあちゃんが生きていた5年前。今から見れば、この上なく自由だった時代。なのに、私は毎日、自己否定ばかりしていました。 その時間、もっと旅できたのに。おじいちゃん、おばあちゃんに、孝行できたのに…

20代で学んだ生き方のコツをまとめてみる―内向型女子もうすぐ30才、自己肯定感を手に入れた―

20代が終わる。私にとって20代は、「自己肯定感」を手にするための長い旅でした。10年前の自分は、がんじがらめでした。「~すべき」という義務感に縛られて、自分を信じられなくて。ようやく今、本当の「自由」の入口に立っている気がします。10年前の自分…

組織で働きまくってわかった!内向型の私の「強み」と「弱み」―もはや内向型は関係なかった―

久しぶりの更新となりました。10月中旬に急遽異動となり、前業務のラストスパートに必死でした。新しい部署も、超バタバタ。残業時間は月80時間越え…残業経験が少なかった私にとって、人生で最も働いた1か月でした。長時間労働は、しないに越したことはあり…

「内向型女子29歳の婚活戦略」婚活つらい!を乗り越えて②―婚活とはトンネル掘り!?―

大人数が参加する婚活パーティは苦手…飲み会は精神的に消耗するから、合コンもつらい…そんな内向型の私は、「マッチングアプリ」を駆使して婚活をしました。そして、先日!ついに、素敵な男性と出会うことができました☆ 内向型の婚活のコツ。それは、自分と…

大切な人を失うのが怖いんです―大切な人を大切にして、「今」を生きるには?―

もし、大切な人の身に何かあったら…ニュースから流れてくるのは、病気や事故の話ばかり。ふいに襲ってくる地震。続く異常気象。不安が増幅して、大切な人を失う想像をしてしまうことがあります。絶対に嫌なはずなのに、起こりうるシチュエーションを事細かに…

私、自己否定の渦を脱しました―自分を責める苦しみに悩んでいたら―

社会の役に立たなきゃうまく話さなきゃ経験を積んで荒波にもまれなきゃ人のために行動しなきゃ周りはもっと頑張ってる視野が狭すぎ考え浅すぎテンパっちゃダメ思いやりがなく気遣いできない全部できない …すべて、2017年の私の日記に書かれていた言葉です。…

仕事のやる気が出ない!!内向型の私のやる気を奪う、3つの「刺激過剰」とその対策

やらなきゃ…でもめんどい…なんでこんな面倒なの?この仕事意味ある?考えてるうちに、また仕事が降ってくる! うおおおおおめんどくさあああああああ内向型の私は、定期的に会社の仕事のやる気が出なくなります…何もかもめんどくさい…やっぱり、内向型の自分…

「内向型女子29歳の婚活戦略」婚活つらい!を乗り越えて①―婚活とは果てなき自己分析だ―

「ひとりでも私は生きられるけど でもだれかとならば人生ははるかに違う」中島みゆきの「誕生」を聴き、心震わせた私は、約1年半婚活をしました。 そして、先日!ついに、素敵な男性と出会うことができました☆でも、この1年半は迷走だらけ。つらい。めんど…

つらいのに我慢してしまう癖を直したい…内向型女子29歳、がんばらない生き方をがんばる。

「みんなもっと頑張ってる。これでつらいと言うのは甘えだ」 「恵まれた環境にいるんだから、文句言っちゃいけない」 …私には、つらくても我慢して、真面目に頑張ろうとする癖があります。本当はやりたくない。嫌でたまらない。なのに、無理矢理前向きに解釈…

仕事の環境が自分に合わない…内向型の私が経験したしんどい環境と、自分を守る方法

成長のチャンスだ。人生から逃げるな。乗り越えた先に、新しい世界が待っている。…でも、誰も助けてくれなくて孤独だよ。もっと、地頭が良ければ…。やっぱり組織で働くの向いてない…。先が見えない不安に圧倒されていた3月。頑張ろうとしても、自分の能力を…

東京・目黒川支流の暗渠を歩き尽くせ!vol.2―うねる羅漢寺川、ありのまま今を生きる強さ―

なぜ、暗渠に心惹かれるのだろう。幼いころから、大好きだった暗渠。暗渠の何かが私を惹きつけてやまない。「目黒川支流の暗渠を歩きつくせ!大作戦」今回は、目黒川支流の代表選手、羅漢寺川へ。 ああ、うねりうねる羅漢寺川。暗渠愛の原点に気づかせてくれ…

内向型の私が「考えすぎ」について考えてみた結果 ―実は何も考えてなかった―

「考えすぎなんだよなあ……」 これ以上考えても、意味がないってわかってる。でも、あと少し考えれば解決策にたどり着けるかもしれない。 そう思って、また考えてしまう…… 内向型の私が、いつもつまずく「考えすぎ」問題。 今日は、「考えすぎる」ことについ…

職場で人と話すのが苦手!人に話しかけるのが苦手!内向型の私はどうしたらいい?―逃げないという選択肢―

会議、電話、相談、調整… 内向型ゆえ、職場でのコミュニケーションにかなり苦手意識があります。 私は、次の2つが特に苦手です。 ・人に自分の意見や要望を伝えること ・他の人に話しかけること 今日は、私が職場でよく陥るコミュニケーション上の問題と、…

内向型女子28歳が婚活して気づいたよ。つらいコンプレックスを克服する心の持ち方

今日は、内向型の私が、長年持ち続けていた、コンプレックスについてお話します。 内向型とは…(ざっくりと) ・じっくり考え、自分で納得してからでないと、思いが言葉にならず、行動できないことが多い ・外部からの刺激に弱く消耗しやすい。 ・エネルギー回…