蓄積ヒストリー

内向型女子33歳。東京で、もがいて痛みながら作り出す、余白のある人生。

内向型の生き方

未来への不安を希望に変えた、2つの学び|育休中に変わった価値観② 学び編

私は2024年9月に出産し、現在育児休業中です。産休に入った7月から数えると、もう1年2ヶ月。こんなに長く仕事を休んだのは初めてでした。夫婦ともに育休を取り、二人三脚で育児をしてきましたが、9月から夫が職場復帰。この節目に、育休期間の価値観の変化を…

足元の幸せに目を向けて|育休中に変わった価値観①趣味編

私は2024年9月に出産し、現在育児休業中です。産休に入った7月から数えると、もう1年2ヶ月。こんなに長く仕事を休んだのは初めてでした。夫婦ともに育休を取り、二人三脚で育児をしてきましたが、9月から夫が職場復帰。 この節目に、育休期間の価値観の変化…

男女平等&理想を実現!頑張っていた私が、いちばん「枠」にとらわれていた件

最近、夫に対して強いイライラを感じていた。私と夫は育児休暇を取得し、11ヶ月の子どもを一緒に育てている。 夫の生活力は、あまり高くない。一人暮らしの頃は、物を捨てられず、汚部屋の住人だった。 料理はほとんどしたことなく、豆腐のカットを頼めばぐ…

「自分は冷たい人間かも…」悩んだ私が、自分を否定しなくなるまで―冷たい人間コンプレックスと付き合う3つの工夫―

自分は冷たい人間なのではないか? 昔から、ずっとコンプレックスだった。 思い当たる「冷たい人間」エピソードはたくさんある。恥ずかしながら、エピソードを公開しつつ、そんな自分をどう受け止めていくか?これまで試行錯誤してきた結果を書いていきたい…

社会を変える人にはなれなくても―特別になりたい。大きい仕事をしたい。それ本当?―

7月20日の参議院選挙に、同年代の知人2人が出馬する。2人は、本当にすごい人だ。海外経験、ビジネス経験も豊富。何より、エネルギーがめちゃくちゃある。「社会を変えたい」「日本をよくしたい」まっすぐな志で、課題を解決する方法を考え、行動に移し、多く…

若いころを無駄にした後悔を手放すには?―傷を抱えて生きてゆく―

私は今34歳だ。世間的には若い方だろう。でも、もっと若い頃、20代までの間で、後悔が3つある。貴重な時間とエネルギーを失った後悔が、最近まで、心にへばりついていた。手放したと思っても、すきあらばやってくる後悔。本当に困っていた。でも、心と向き…

自分だけができない!遅い!そんな焦りを自信に変える

周囲はやるべきことが終わっているのに、自分は出来ていない。手際が悪くて、自分だけが取り残されている。そんな心の痛みを、経験したことはありますか?私は、手先が不器用ゆえ、しょっちゅうあります。今日は、痛みとの向き合い方をテーマに書きたいと思…

改めまして、自己紹介―平凡で弱くて尊い日常を、「しっくり」生きる―

どのくらい読んでくださる方がいるのかわかりませんが、御無沙汰しております。2019年から、内向型の特性と向き合いながら、都市の歴史や暗渠への愛も語ってきたこのブログ。 まだまだ未熟ですが、少しずつ経験を重ねた中で、人生のテーマが見えてきました(…

自分らしく、自分軸で生きるとは?―迷って痛んで気が付いた!現実と向き合う方法4つ。そして、私の生き方―

約半年間、夫との関係、自分の心を見つめ直しました。詳細は、こちら↓絶望から立ち直るまでの過程を10記事にまとめています。 chikuseki-history.hatenablog.com その中で、強く実感したことがありました。「現実をどう解釈するかは、自分で決められること。…

仕事と人生で大切なことは、豆腐屋のおじいちゃんが教えてくれた

東京23区。ビルとマンションだらけのまち。3年前、結婚して引っ越してきたこのまちに、私はなかなかなじめなかった。今住んでいるマンションは大通り沿いだ。実家には庭があったけど、ここは緑が少ない。車の音がうるさい。もう少し、自然が多い場所にすれば…

自分に優しく―組織で働き、東京で生きる内向型、不器用ながらも歩いてます―

これまで、内向型ゆえの悩みや葛藤を多く投稿してきました。内向型は、外部からの刺激に弱く、思考が深くて長い。ひとり静かな内省によって、エネルギーを回復する。ここ4~5年で、内向型の特性を理解し、生きられるようになってきましたが… 最近、壁にぶ…

亡くなった人への後悔を乗り越えるには?祖父に孝行したかった―後悔は、循環して愛になる―

大切な人を失うのが怖いとき。不安に怯えるのではなく、大切な人が居てくれる「今」に感謝しよう。3年前、そんな記事を書きました。 chikuseki-history.hatenablog.com 当時からわかっていたはずなのに。今、後悔しています。2年前に89歳で亡くなった、祖父…

内向型にこだわらない生き方―自分らしさの檻を手放し、現実をもがけ―

「内向型」という言葉を知ったのは、約4年前。これまで感じていた生きづらさが全て説明できる、魔法の言葉。「内向型は欠陥ではない。かけがえのない素質である。」とても大きな気づきで、自分を責めずに生きられるようになりました。外向型優位の世界の中、…

早く帰りたいのに帰れない!仕事を切り上げられないのはなぜ?―ほどほどにやる宣言―

仕事を切り上げて早く帰りたいのに、「あとちょっと…」と続けてしまうことがよくあります。結局、帰宅が遅くなり、寝るのも遅くなる。睡眠不足で翌日のパフォーマンスも落ちる。早く帰って休んだほうがいいとわかってるのに、つい仕事をしてしまう。なんでだ…

考えすぎ・完璧主義よ、さようなら

良く生きたくて、すべてをしっかりやろうとする。 頑張りすぎて、疲れてしまう。 できなかったことを数えてしまう。 最善を選びたくて、選択肢を検討しすぎる。 結局、どれを選ぶべきかわからなくなる。 選んだあとも、他を選べばよかった…と後悔が生まれる…

内向型の私が、組織で働き続ける理由―内向型の働き方・実は組織が向いてるかも?―

4月。大組織に所属する私は、超・多忙&刺激過剰な職場に異動となりました。適性に合わない環境の中、必死に働いていましたが…限界を迎え、適応障害で病気休暇を取得しました。 chikuseki-history.hatenablog.com どんなに努力しても、能力を活かせない環境…

内向型女子、合わない職場に異動となる③―適応障害で休職!能力の限界を受け入れ逃げてみた結果―

4月。大組織に所属する私は、超・多忙&刺激過剰な職場に異動となりました。異動から2週間後、ストレスによる腹痛で倒れ…上司に業務調整をお願いしたり、内向型の特性を生かして働く方法を模索したり、工夫して2か月過ごしてきましたが… 6月上旬、ついに適応…

内向型女子、合わない職場に異動となる②―自分らしさを貫きながら、内向型をアピールしてみた―

4月。大組織に所属する私は、超・多忙&刺激過剰な職場に異動となりました。騒がしい中で仕事が次々と降ってくる。期限に追われ続ける。内向型の適性に合わず、苦痛が大きい職場です。案の定、異動から2週間後、体調不良で倒れ…回復後、上司に内向型について…

価値観の違うあの人との付き合い方―NOジャッジ&NOエモーション、あの人の物語に思いを馳せて―

まったく話が通じない、取引先の社長と交渉し、疲弊していました。東大卒の29歳。素晴らしい頭の回転で、正論を振りかざし、自分の都合に合わせて物事を進めようとするんです。家庭では、夫との違いにイライラ。なぜ歯磨き粉を最後まで使わないのか。なぜ温…

内向型女子、合わない職場に異動となる①―環境調整を申し出た結果、モヤモヤ?―

4月。新たな職場に異動となりました。100人以上が所属する部の庶務です。部内の意見を調整して、取りまとめて…気を遣う役回り。あらゆる雑務をこなす部のなんでも屋です。現在社会人9年目。今までも忙しい部署は経験しましたが、今回はちょっと質が違ったの…

頑張りたいのに頑張れない私とあなたへ―より良く生きたいから、ろうそくの火になる―

不器用でもいい。自分を受け入れて生きたい。ずっとそう思っていました。内向型の私は、外部からの刺激に弱く、苦手なことも多いです。だからこそ、自分を励ましながら一歩ずつ前へ進んできました。このブログにも、その過程をたくさん書いています。 (興味…

過去の後悔を断ち切る方法―時間を無駄にした後悔は、歩いた軌跡が癒してくれる―

どこへでも行けた5年前。大好きなおじいちゃん・おばあちゃんが生きていた5年前。今から見れば、この上なく自由だった時代。なのに、私は毎日、自己否定ばかりしていました。 その時間、もっと旅できたのに。おじいちゃん、おばあちゃんに、孝行できたのに…

20代で学んだ生き方のコツをまとめてみる―内向型女子もうすぐ30才、自己肯定感を手に入れた―

20代が終わる。私にとって20代は、「自己肯定感」を手にするための長い旅でした。10年前の自分は、がんじがらめでした。「~すべき」という義務感に縛られて、自分を信じられなくて。ようやく今、本当の「自由」の入口に立っている気がします。10年前の自分…

組織で働きまくってわかった!内向型の私の「強み」と「弱み」―もはや内向型は関係なかった―

久しぶりの更新となりました。10月中旬に急遽異動となり、前業務のラストスパートに必死でした。新しい部署も、超バタバタ。残業時間は月80時間越え…残業経験が少なかった私にとって、人生で最も働いた1か月でした。長時間労働は、しないに越したことはあり…

「内向型女子29歳の婚活戦略」婚活つらい!を乗り越えて②―婚活とはトンネル掘り!?―

大人数が参加する婚活パーティは苦手…飲み会は精神的に消耗するから、合コンもつらい…そんな内向型の私は、「マッチングアプリ」を駆使して婚活をしました。そして、先日!ついに、素敵な男性と出会うことができました☆ 内向型の婚活のコツ。それは、自分と…

大切な人を失うのが怖いんです―大切な人を大切にして、「今」を生きるには?―

もし、大切な人の身に何かあったら…ニュースから流れてくるのは、病気や事故の話ばかり。ふいに襲ってくる地震。続く異常気象。不安が増幅して、大切な人を失う想像をしてしまうことがあります。絶対に嫌なはずなのに、起こりうるシチュエーションを事細かに…

私、自己否定の渦を脱しました―自分を責める苦しみに悩んでいたら―

社会の役に立たなきゃうまく話さなきゃ経験を積んで荒波にもまれなきゃ人のために行動しなきゃ周りはもっと頑張ってる視野が狭すぎ考え浅すぎテンパっちゃダメ思いやりがなく気遣いできない全部できない …すべて、2017年の私の日記に書かれていた言葉です。…

仕事のやる気が出ない!!内向型の私のやる気を奪う、3つの「刺激過剰」とその対策

やらなきゃ…でもめんどい…なんでこんな面倒なの?この仕事意味ある?考えてるうちに、また仕事が降ってくる! うおおおおおめんどくさあああああああ内向型の私は、定期的に会社の仕事のやる気が出なくなります…何もかもめんどくさい…やっぱり、内向型の自分…

「内向型女子29歳の婚活戦略」婚活つらい!を乗り越えて①―婚活とは果てなき自己分析だ―

「ひとりでも私は生きられるけど でもだれかとならば人生ははるかに違う」中島みゆきの「誕生」を聴き、心震わせた私は、約1年半婚活をしました。 そして、先日!ついに、素敵な男性と出会うことができました☆でも、この1年半は迷走だらけ。つらい。めんど…

つらいのに我慢してしまう癖を直したい…内向型女子29歳、がんばらない生き方をがんばる。

「みんなもっと頑張ってる。これでつらいと言うのは甘えだ」 「恵まれた環境にいるんだから、文句言っちゃいけない」 …私には、つらくても我慢して、真面目に頑張ろうとする癖があります。本当はやりたくない。嫌でたまらない。なのに、無理矢理前向きに解釈…