これまで、内向型ゆえの悩みや葛藤を多く投稿してきました。
内向型は、外部からの刺激に弱く、思考が深くて長い。
ひとり静かな内省によって、エネルギーを回復する。
ここ4~5年で、内向型の特性を理解し、生きられるようになってきましたが…
最近、壁にぶつかるようになりました。
「自分に優しく、組織で働き、東京で生きる」
これがとっても難しいんです…
私は、大学卒業後10年間、同じ組織に属して、正社員として働いています。
生まれも育ちも、基本的に東京23区。
家の事情もあり、これからも東京23区で生きていきます。
組織に属していると、基本的に、自分のペースでは仕事ができない。
組織の都合で、異動や人員配置が決められる。
年次を重ねれば、昇任し、部下を持つことを求められる。
うまく話したり、人とほどよく調整したり。どうしても外向型のスキルが高ければ高いほど、生きやすくなります。
もちろん、組織に属しているがゆえのメリットも多くあります。
だからこそ、10年働き、これからも働き続けたいと思っているのですが…
過去にこんな記事を書きました
chikuseki-history.hatenablog.com
やっぱり、内向型の自分が、静かに、エネルギーチャージしながら働くのはなかなか難しく、しんどいな、と思うことは結構ありますね。
心を整える方法は、巷にいくらでも情報があって…
マインドフルネスとか、お風呂にゆっくり入るとか、夜スマホを見ないとか。
でも、仕事で自分のペースが乱され、エネルギーが枯渇すると、
動けない!!
なんもできねぇ!!
風呂入って寝るのもめんどい!!
でも明日も仕事行くしかねぇ!!
心を整えることすらできなくなる自分に、自己嫌悪でした。
東京はアップデートが早く、情報も多く、人も車も多く。
あまりの刺激と選択肢の多さに息苦しさを感じます。
心が落ち着く、昔ながらの店や地域は、どんどん失われ、変わっていく。
なんでもあって、どんな生き方をしても受け入れられるのは、とっても楽ではあるのだけど。
便利すぎるゆえに、余裕がなくなり、心がすさんでゆく感じもする。
組織に属さず、自分の心地よいペースで働く。
東京23区を離れ、自然が多い場所で暮らす。
もしかしたら、そのほうがもっと幸せになれるのかもしれない。
でも、私は社会が好きで、ダイナミックに社会とつながっていたいから。
私が生きるまちは、破壊と更新を繰り返して成熟する、東京23区だから。
「組織で働く内向型が、自分に優しく生きるための情報が少ない」
「選択肢と刺激が多い東京で生きる内向型が、流されずに余白を大切に生きるヒントが少ない」
私が感じてきた生きづらさと、不器用ながらも乗り越えるための工夫を、同じようなつらさを感じている人と共有し、何かヒントになれば。
自分に優しく生きるため、私もまだまだ旅の途中です。
今年は、そんなテーマでゆるく書いていきたいと思います。