やらなきゃ…でもめんどい…
なんでこんな面倒なの?この仕事意味ある?
考えてるうちに、また仕事が降ってくる!
うおおおおおめんどくさあああああああ
内向型の私は、定期的に会社の仕事のやる気が出なくなります…
何もかもめんどくさい…
やっぱり、内向型の自分は組織に向いてない…
どんどん負の感情が湧いてきてしまう。
仕事にやりがいは感じていて、会社を辞めたいとは思っていません。
むしろ、しっかり働きたいと思っている。今は人間関係も良好。
でも、やる気が出ないときがあるんです….
どんなときにやる気がなくなるのか?
組織に向いてない…と落ち込んでしまうのか?
分析してみると、やる気がなくなるパターンがあると気が付きました。
パターンに当てはまるときは、無理しない。
徹底するようにしたら、回復も早くなりました。
内向型の私が、仕事のやる気が出なくなるパターンと、回復方法を書いていきます。
自分と向き合って、あなたのパターン、探してみると面白いかもしれません。
- 1 やる気が出ないは、「セルフ刺激過剰」
- 2 やる気が出ないは、「脳からの警告」
- 3 お休みサインを決める
- 4 少しずつ状況を打破!
- 5 「無」になれない自分を受け入れる
- 6 常にやる気なくてもいいじゃない
1 やる気が出ないは、「セルフ刺激過剰」
私の内向型は、情報処理に時間がかかるタイプ。
脳に入る情報が多すぎると、一度に処理できません。刺激過剰で、ぼーっとしてしまうんです…。
注意が必要なのは、
単に、刺激過剰=仕事量が多い
ではないということ。
脳が作り出す「負」の思考に、自分で圧倒されている場合が多いです。
いわば、「セルフ刺激過剰」。
いつも考え事をしている、内向型ゆえの悩みです…
私のセルフ刺激過剰3パターンを、ご紹介します。
(1)先が見えない不安
相手が回答くれなくて、仕事遅れたらどうしよう…
あれもこれも、まだできてない…仕事が増えちゃう…
来月はあの仕事も始まるのに、何も準備してない…
内向型は、もともと不安を感じやすいタイプ。
先が見えないと、うまく仕事が進むのか気を揉んでしまいます。
でも、不安について考えても、解決策は浮かばず、逆に不安が増幅してしまうんですよね…。
増幅した不安が心を支配し、刺激過剰に。
(2)孤独を感じている
私は、職場で人に話しかけるのが苦手です。
周りが忙しそうだと特に…
☆詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
chikuseki-history.hatenablog.com
相談しないと仕事が進まないのですが、周りがバタバタしていると、なかなか話しかけられず…ひとりで仕事を抱えてしまうことも。
すると、孤独が深まります。
皆忙しそうなのに、私だけ仕事が進まない…
まあ、私の仕事、皆と比べれば大したことないし…
自分を蔑む気持ちが脳内に溢れ、刺激過剰に。
(3)他人と比較している
内向型らしく、得意なことを活かして働くんだ!
普段はそう考えていても、テキパキ動ける人がやっぱりうらやましくなるもの。
エネルギッシュな人を間近で見ていると、
「自分にはできない…」と思ってしまいます。
でもこれ、無意識に他人と自分を比較しているんですよね。
小さくても、他人との比較が積み重なると、負の感情が増幅して刺激過剰に。
質の悪いことに、3つのセルフ刺激過剰は、いつも同時にやってきます。
①先が見えない不安に支配される
②周囲に相談したいけど、考えすぎて相談できない
③うまく仕事を回してる人と自分を比較
トリプル刺激過剰は内向型にとって強力すぎて…
頑張ろうとしても、やる気がどんどん失われます。
ああ、やっぱり自分は組織に向いてないんだ…と、負の感情がまとわりつきます。
2 やる気が出ないは、「脳からの警告」
仕事のやる気がでないと、焦りますよね。
明日までの仕事なのに、やりたくない!
やらなきゃ!でも頭が働かない!
泣きたいような、逃げたいような気持ちになる…
かつての私は、自分に鞭を打っていました。
やる気がないのは怠惰だ!
しっかり働きたいのに働けない自分はダメだ!
負の感情が入り乱れ、刺激過剰で重い頭を奮い立たせていました。
でも、自己否定して頑張っても、効率悪いです…
仕事が急にやりたくなくなる。
冷静に考えれば異常事態のはず。
私は、「やる気が出ない」を、
「脳からの警告」と捉えることにしました。
脳が、「あなたは今刺激過剰です!」と教えてくれている。警告に従うのがベターです。
3 お休みサインを決める
刺激過剰から回復する方法はただひとつ。
一度、仕事から完全に離れる。です。
でも、次から次へ仕事が降ってきて、なかなか休めないんですよね。
やる気が出ず、効率が落ちてるのに…
私は、自分の「お休みサイン」を決めています。
脳からの警告が出ていても、なんとか乗り切れるときもある。
でも、サインが出たらほんとに休もう。そう決めてるんです。
・一日中眠い
・頭痛
・指のささくれがひどくなる
私の場合、脳が全く働かなくなると眠気と頭痛がやってきます。自己否定の気持ちが強くなると、ささくれを剥いてしまい、指が荒れます…。
なので、この3つをサインにしています。
どんなに仕事が終わってなくても、休む。
これができるかが大事なところです。
内向型の私が、刺激過剰で本来のパフォーマンスを発揮できていない。
私が私らしく輝くために、休むのが当然!!
強い目的意識を持てば、休むことができます。
難しければ、定時に上がるだけでもOK。
休みも、内向型にとっては大切な仕事なんだ!
そう思っています。
私は、休みに掃除をします。
心の汚れも一緒に落とすイメージで。
大好きな歌を歌って、早く寝る。自然に触れる。
刺激のない状況に身を置き、2日ほど経つと回復してきます。
自分のお休みサインと、回復の儀式は何か?
考えてみるといいかもしれません。
4 少しずつ状況を打破!
刺激から解放されたら、前向きな気持ちが戻ってくるはず。少しずつ状況を打破していきましょう。
(1)不安に対し、一歩ずつ行動する
まずは、不安を受け入れます。
できることを一つずつ考え、ゆっくりでもいいからやってみる。
先が見えないのは、人類なんだから当然だよな~
今までなんとかなってきたし。
先が見えない中でも、前に進もうとしている自分、かっこいい!
自分で自分を応援しつつ、小さな一歩でも行動出来たら◎です。
☆不安との付き合い方はこちらの記事にも書きました
chikuseki-history.hatenablog.com
(2)孤独には、冷静さで打ち勝つ
話しかけるのが苦手でも、突破口はあります。
あらかじめ時間を指定して相談の時間をもらう。
ふせんを置いておく。メールをしておく。
毎朝ミーティングを実施するように提案する。
できないなら、できる方法を考えて実践する。
考えるのは、内向型の得意技なので、必ず道は拓けます。
(3)他人との比較には、できることフォーカス
「あの人ができることが、自分はできない」
他人と比較すると、「できないこと」に心が向いてしまいます。
メールした。資料を期限内に提出した。
即答できなかったけど、一生懸命問合せ対応した。
新しい仕事にとりかかろうとした。
わたしは、うまくできなかったことも、無理矢理「できたこと」に変換しています。
小さくても、自分にはできていることがある。
ひとつひとつ噛み締めると、他人と比較しなくても大丈夫になります。
注意が必要なのは、これらの対策は、刺激過剰の状態ではうまくできない、ということ。
まずは休んで、脳を落ち着かせることが第一です。
5 「無」になれない自分を受け入れる
自分を「無」にして、仕事に打ち込める人がうらやましいです。
この仕事意味なくね?
なんで自分の時間削んなきゃいけないの?
こんなこと考えず、もくもくと仕事をこなせる人。
会社では、こういう人が重宝されるんでしょう。
私は自分を「無」にすることができません。
内向型ゆえ、頭の中はいつも、独り言でいっぱい。
内向型は、心の内から生きる力を得ています。
心と常に対話しながら、人生を向上させる方法について考えています。
「会社で仕事を続ける」と決めていても、ときどき、本当にいいのかな?って悩んでしまう。だから、仕事のやる気もたびたびなくなってしまう。
でも、内向型にとっては当然のことなんです。
じっくり、心に向き合っているぶん、濃い生き方をしているんだ。
「無」になれない自分を受け入れると、ちょっと楽になりますよ。
6 常にやる気なくてもいいじゃない
常にやる気満々でいるのは無理な話。
仕事は、内向型にとって刺激の塊です。
刺激の中で、やる気を出し続けろだと!?
ブレーキ一切踏まずにエンジン全開で走れと言ってるようなもん。
やる気が出ないことで自分を責める必要はない。
やすみましょ。
今日だけ何もしなくても、たいして変わりません。
やる気がでない自分を受け入れて、自分をいたわるのが大切です。またやる気が出できたら、2倍頑張ればいいんです。
内向型は、外部の環境に流されるだけでは刺激過剰になります。
内向型に必要なのは、自分がベストパフォーマンスを出せる環境を分析すること。
環境を自分で整える努力をすること。
内向型らしく、心の内に向き合えば、
自分はどうすればいいのか?答えが見えてくると思います。