4月。
大組織に所属する私は、超・多忙＆刺激過剰な職場に異動となりました。
騒がしい中で仕事が次々と降ってくる。
期限に追われ続ける。
内向型の適性に合わず、苦痛が大きい職場です。
案の定、異動から2週間後、体調不良で倒れ…
回復後、上司に内向型について説明し、業務を一部調整してもらいました。
今は、「無理しない」をテーマに、自分らしく働ける方法を模索しています。
chikuseki-history.hatenablog.com
4月に倒れたときの詳細はこちらの記事をご覧ください
思い切って早く帰ったり、テレワークしたり。
休むことを重視しています。
特にテレワークは効果抜群。
職場は常にバタバタ、電話が鳴り響いています。
いつ誰に話しかけられるかわからない状況。
居るだけで、かなり体力消耗するんです…
眠くても、毎朝起きて、着替えて。
朝ごはん食べて、間に合うように出勤する。
当たり前に思われるけど、かなり大変なことです。
さらに、苦手な環境で1日頑張って…
出勤が必要な仕事も多いのですが、
テレワークを定期的に入れたら、
出勤する自分に対し、いたわりの気持ちも生まれました。
ただ…
組織の中で、自分らしさを貫くのって、結構しんどい。
人員不足のため、皆かなりの業務量を任されています。
「俺忙しいのに、あの人よく早く帰ってるけど、暇なの？」
「テレワークされると、私が全部電話取らなきゃいけないのよね」
周囲の声が聞こえてきそうな…
やっぱり、内向型は誤解を受けやすい。
やる気がないわけじゃないのに。
誠実に仕事に向き合おうとしているのに。
素晴らしい力があるのに。
今の職場では、協調性がないって思われるなんて悔しい。
内向型ゆえ誤解を受け続けたつらさを書いた記事。
つらさの乗り越え方もこちらの記事を参照
ふと思ったのです。
悔しいなら、自分の仕事ぶりをアピールすればよいのではと。
社会で働く限り、協調性の有無で評価されるのは、ある程度仕方ない。
でも、何もせずにいれば、自分の価値を低く見積もられてしまう。
私の職場では、テレワーク開始前・終了後に、上司と同僚に報告メールを送ります。
このメールを、アピールに利用することにしました。
たとえば、こんな感じで…
・前任者から引継ぎがなく、業務の進め方がわからず苦労しています。
・業務マニュアルが必要と考えます。
・本日のテレワークでは、マニュアルの作成を進めました
・今後も、明文化されていない業務は、マニュアルに体系化します
⇒マニュアルの作成状況を定期的にメールで報告。
早く帰るし、テレワークもする。
でも、決してサボってはいない。
自分にできることを見つけ、自分なりの方法で進めている。
内向型には休息が重要で、思考にも時間がかかります。
組織が求めるペースについていけないこともある。
でも、上記のメールを読めば、仕事への誠実さが伝わるはず…
苦手はあってもいい。
得意と誠実さでカバーすればよいのです。
やるべきことが終わったら、刺激過剰な場所から、即退出する。
もし、同じ内容を、上司や同僚に直接アピールしようとしたら…？
超多忙な彼らを前に、遠慮してしまうと思います。
でも、メールなら、緊張しづらい。
心が整ったタイミングで、複数人に同時に伝えられる。
なにより、内向型は、文章を書くことは得意ですよね。
適切な手段と、適切なタイミングで、誠実にアピールする。
内向型の自分を守り、自分らしく生きるために必要な方法です。
それでも。どうしても周りの目が気になるなら。
心をだます方法があります。
刺激過剰な職場で我慢して働ける人たちは、そもそも刺激にニブいのです。
だから、遠慮する必要はない。
ニブい人は刺激の中でもやってけるから。
でも、刺激に敏感な自分をいたわれるのは自分だけ。
自分で自分を守らなきゃ、誰が守るの？
周りがバタバタしている中、ひとり早く帰るときは、
「ニブい人たち、さよなら！」と心で叫び、帰ってます。笑
組織では、何も言わず、歯車になれる人が重宝される。
仕方ないです。そんな場所で、自分らしさを貫いたら誤解される。
悔しいけど…
内向型に合った手段で、自己アピールもしっかり、誠実に行えば、組織でも生きやすくなるはずです。
※本稿の原案は5月上旬に書きました。
その後、仕事の多忙度が激増し、6月に適応障害の診断を受けています。
逃げること・休むことの大切さを学ぶ結果となりました。
よろしければ、こちらの記事をご覧ください。
chikuseki-history.hatenablog.com
無理に自己アピールするのは、内向型には向いてなかったのかも…。
アピールって、外に向けてするもの。
内向型は、意識が心の内に向かうときに、本領を発揮できる。
自己アピールが必要な環境が、そもそも合っていないのかもしれませんね。
