「ムサシ!」
「コジロウ!」
1612年、宮本武蔵と佐々木小次郎が巌流島で決闘したんだぜ!
そう言われてもピンときません…
3日目は下関を大満喫しました。
・平家、幼き安徳天皇に思いを馳せ(壇ノ浦古戦場・赤間神宮)、
・長州藩が「攘夷は無理」と悟った瞬間を追体験し(幕末・四国艦隊下関砲撃事件の舞台)、
・日清戦争の講話交渉の現場(で使われた椅子)を目の当たりにし(日清講和記念館)、
ふく・ふく・ふく!
で、満喫した後に、
「巌流島に行くか」悩みました。
行っても、宮本武蔵と佐々木小次郎の銅像くらいしかないみたいだし…
めっちゃ風強くて寒いし…
旅行最終日で、疲れもたまっていました。
まあでも巌流島って名前はすごい有名だし行っとくか…
ポケモンのコジロウ、イケメンで好きだったし。時間余ったしな。
下関・唐戸から関門汽船の船で約10分。
巌流島ってこれです
船の時刻表
女一人巌流島へ上陸いえぇぇい!
いや~寒い。ほんとになんもないし、ひとりでなにやってんだろ。
次の船は30分後だし…そんな時間つぶせんだろ…
…30分あっという間じゃんね~!!
まずこの景色!
遮るものなく、目の前に関門橋!!
巌流島は、関門海峡の中に浮かんでいます。
島の海岸に立てば、海峡のど真ん中にいるような気持ちになる。
関門海峡の潮の流れは最大10ノット(時速19㎞)。
目の前を大河のように流れる潮を見つめると、
ここで、数々の歴史が動いてきたこと。
歴史の流れのさきっぽに、現代があること。
自分が生きる日々も、いつか歴史になっていくこと。
…しみじみと感じ入ってしまいました。
ぼーっとしてたら、目の前に大きなコンテナ船がとおり。
あの荷物たちは、どこからきて、どこへいくのでしょう。。
(関門海峡は1日約500隻の船が通ります)
武蔵はわざと数時間遅刻して小次郎をイラつかせ、一気に襲ったらしい…
いつの時代も真面目に生きてる人が損するんでしょうか…なんて思ってしまった…
海風に吹かれ、物思いにふけったら、あっという間に帰りの船の時間に。
12月の平日ということもあり、ほぼ誰もいない状況でした。
海のど真ん中から、関門海峡をひとりじめ。
贅沢で濃厚な時間を過ごすことができた巌流島。
行くか行かないか、悩んでごめんなさい。
全力で上陸をおすすめします!
ちなみに、巌流島へ行く前に「海峡ゆめタワー」(下関駅から徒歩7分)に行っておくとGood!
展望台からは、本州の先っぽだからこそ見える景色をたっぷり楽しめます。
あっちは九州、こっちは日本海、そして向こうは瀬戸内海。
関門海峡もしっかり地形を確認できます。
ゆめタワーで関門海峡の全貌を確認してから、巌流島へ上陸すると、より物思いが深まりますよw
海峡ゆめタワーアクセス
山口県の絶景その①(角島大橋)は、こちらの記事に書きました!
よかったら読んでみてください♪
角島の海、きれいだったなあ~~
chikuseki-history.hatenablog.com
角島・関門海峡の旅 行程
12月25日(1日目)角島大橋満喫
山口宇部空港(朝イチ)~下関
下関でふぐ定食をいただく
12月26日(2日目)門司港満喫
清滝地区そぞろ歩き
レトロ建築巡り
焼きカレーをいただく
門司港レトロ展望台
下関に戻ってふぐしゃぶをいただく
12月27日(3日目)下関満喫
唐戸市場
壇ノ浦古戦場
関門海峡人道を往復
日清講和記念館
ふぐぶっかけ丼をいただく
巌流島
旅の記録:ここも素敵でした!
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