私は現在28歳です。
自分の「内向型」の性格を受け入れらずに、自己否定ばかりしていました。
最近、ようやく
「自分はこれでいい」って思えるようになってきたところです。
自己否定ってつらいはずなのに、思考のクセだから、なかなか抜け出せないんですよね…
これからの人生、自己肯定感を持ち続けるために。
そして今、自己否定に苦しむ人の参考になれば。
自己否定の思考が身についてしまった成長過程を振り返ってみます。
今回は、【幼少期~高校生】編です。
【社会人~大学生】編もあります。
【親との関係・真面目をやめる】編では、「自分はこれでいい」って思えるまでの過程を書きました。
よろしければ、併せてご覧ください。
【社会人~大学生】編
chikuseki-history.hatenablog.com
【親との関係・真面目をやめる】編
chikuseki-history.hatenablog.com
【幼少期】
自分の思いを伝えることが苦手な子どもでした。
友達に砂や水をかけられても嫌だと言えない。
ディズニーランドで大好きなミッキーに会っても、固まってしまう。
なぜなのか、自分でもわかりません…
そのかわり、白い画用紙に絵や物語を書くのが大好き。何時間でもひとりで書いていました。
友達といて振り回されるより、ひとりの時間が楽しかったです。
ひとり娘として過保護に育てられたことも、感情を出すのが下手である原因のひとつだと思います。
小学生になると、一時的に活発な子になりました。
アイデアをどんどん出して、周りを巻き込んだり。
少人数の学校で、ありのままを受け入れてくれる環境だったのが良かったのかも。
内向型人間は、気を使わない環境だと、それなりに外向性を発揮できます。
【中学生~高校生】
しかし、中学生になると変化が訪れます。
非常に自由な校風だったこともあり、みな個性と自己主張が強い。
自分がやらなくても、必要なことは誰かが、とても速くやってくれる。つねにワイワイしている。
考えてからじゃないと動けない私は、ペースについていけませんでした。
静かな環境が好きなので、なんで皆こんなに騒いでるんだろうと思っていました。
自分はほかの人と違う、と思うこともしばしば。
私が得意だったのは、何事も真面目にやること。
先生も家族も友達も「真面目ですごい」と褒めてくれた。 だから、とにかく真面目にやりました。
勉強はもちろん超真面目にやり、テストの点として結果がついてくることが楽しかったです。
しかし、私はテストの点のような結果を、人間関係にも求めてしまいました。
頑張れば、みんなに溶け込んで、自分もワイワイ、楽しく過ごせると思ってしまったのです。
周りと違う自分を、自分で認められなかった。
自分を外の世界に合わせようとしてしまった。
あまり仲良くない友達とも「仲間を大切にしないと」と自分を奮い立たせて付き合いました。
本当は全然やりたいことじゃなかった部活も、楽しいふりをして活発にやっていました。
最後までやらなきゃ、青春なんだから、と自分に言い聞かせて。
このときの勉強は今も役に立っています。
部活ではそれなりの結果を残し、今でもつながりがある友人もいます。
だけど、「何事もまじめに」というモットーを掲げていた私は、心の声を無視し続けていました。
「みんなに溶け込めなくてつらい。楽しくない。」
「もっとじっくり、人とつながりたい」
「もっと落ち着いて過ごしたい」
…無視。
結果を求めるあまり、まじめにやりすぎて自分の感情に蓋をする。
自分で自分を認められない。
本当はやりたくないことをやり続けてしまう。
だけど、この世界はテストみたいに白黒つけられるものばかりじゃないから、うまくいかない…
その後の人生でも、私はこのループを長年繰り返していくことになります。
【大学生~社会人】編に続く。